2022年02月04日
営業再開こぼれ話④だって本籍地が大阪だから
いつも〈DINING 六望〉を気にかけていただき ありがとうございます。
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六望は夜の通常営業を再開しております。
こぼれ話でこぼれているのは「情熱です^^」
≪今週・来週のご予約状況≫
本日4日(金) 〇
明日5日(土) △
来週全曜日 〇〇〇〇〇
そうなんです。
わたしたちの本籍地は「大阪市阿倍野区文の里」というところ。
店主は生まれて40年大阪から出たことのない生粋の大阪人。
嫁に拉致され、もう20年広島にいますが、心は未来永劫大阪人!
そしてわたしは婚姻関係により住んだことないけど大阪人!
(当時は "諸事情にて" 尼崎市塚口というところに住んでました^^)
なので、このたびは大阪府の要請も選択できるんじゃね?バージョンで
展開してみちゃってもいいかなーの 六望アルアル治外法権物語(;´∀`)
なーんてまあそれは悪い冗談ですけども。
【もはやお金の問題だけではない】※自論展開(したがる人 笑)
「お金が足りなくて、これ以上辛抱できんので営業します!」
そういうスタンスではありません。
抜け駆けで一人勝ちしようなど、そんな思いも毛頭皆無。
資金的にお店の存続を考えるなら、さっと〈休業〉すれば
協力金もいただけるし、お給料も雇用調整金で補填してもらえるし
経費は発生しないし、罰金も払わなくていいし
固定費を支払ってジーーとしていれば、せめて穏やかな海。
それを営業再開するってんだから、荒海です。
協力金はもう1円もいただかないし、罰金最高20万円の恐怖。
再開したことを知るお客様もたくさん存在しないうえに
このマンボーで、フラリと入ってくる方などほとんどいない。
この多彩なメニューのためにロス覚悟の仕入れをするし
お客様がゼロでも店全体~トイレまで温めておかなければいけない。
従業員の給与も売上から捻出することになるけれど
いったいどのくらい売上られるのか不安しかない。
だけど「これでよいのだ」と思えることのひとつは
"仕入れ" をすることができたということ。
肉屋さん、魚屋さん、酒屋さん、野菜、おしぼりに至るもろもろ
ぴったりゼロだった取引がわずか動いたわけです。
焼け石に水のような六望との取引高ですが、一石を投じた気持ち。
(いわゆる世に言う「自己満足」の類いですが、それでも ('◇'))
そんないろいろが重なっての営業再開の決断は
「ただ単純にわが店を守るため」がモチベーションではできなかったと思う。
あの数日間、モヤってモヤってモヤりました。
だって真逆を行くのですもん。
当初は全員がよりよくなることを目標に、全員で様子見で検証するために
わたしは先頭切って見本になるべく模範生となり、
不便はたくさんあれども、足並みそろえてみましょうよ
それがきっと近道になるよ!と姿勢をもって表してきた(つもり)なのですから。
け・れ・ど・も。
このまま車が永遠に一台も通らなくなるまで
赤信号渡らずに待ちづ付けていたら、はねられて死ぬことはないけれど、
赤信号の後ろ側で待っている人たちの血流が目詰まり起こして
生命維持に支障をきたしてきてるじゃない...
わたしは何のために赤信号を待つように先頭に仁王立ちになっていたのか。
管制塔は相変わらず(怠慢で)信号を赤で止めてるままだけど
そろそろ右左、よく見てよくよく見て渡っていかなきゃ。
声をあげてもあげなくても、声が届かないことで
みんながこれを肯定していると思われては、そりゃ抜き差しならん。
自分と店と従業員を守るためならば
ジーーーッと優等生でいればよかったかもしれませんが
やっぱりわたし、それはもうそろそろできないな。
自己満足の正義感で刀振り回して^^; 討ち死にするかもしれなくても
その時の自分のアンテナに導かれて...でしか、生きていけないのでしょうね^^;
おかしな巻き込み事故を発生させないように、モラルと信念をもって
願わくば誰かのなにかのためになるべく
静かに堂々と「大阪府由来の六望ルール」行使する所存でございます(_ _)
(相変わらず、文字数多いオバサン)
いやあー昨夜のご来店はゼロではないけど、それに等しく
だけど理由が少しわかった気が!
こちら妹からの差し入れ!
世の中に巻き寿司があふれて、自宅で食べる日じゃん^^;!
中に入っていたおみくじは、もちろん堂々の「大吉☆」
そしてお友達のうどん屋さんも「手書きのファイト!」とともに差し入れ!
ものすごー-く美味しくて、それ以上にはげまされた☆ありがと久美サン( ;∀;)
そんなわけで今日も静かににっこりと皆様をお迎えいたします。
明日はもうそろそろお席がありません。
今夜がねらい目、いかがですか?お電話お待ちしています^^